金曜プレミアム・くらべるマネーでインドで奮闘する元トップスタイリスト!「美容師」のリッチ&プアーをくらべる!で徳見 勇郎さんが取り上げられます。
徳見 勇郎さんはインドで日本人初の美容室を経営されて日々奮闘されています。
徳見 勇郎さんはなぜ日本ではなくインドで美容師をしようと思ったのかやインドで美容室をすると儲かるのか?気なる事ががたくさんあります。
そしてインドの美容室事情も気になりますね。
いろんな角度から徳見 勇郎さんとインドの美容室・髪の毛の事情を調べて見ました。
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徳見 勇郎さんのプロフィール
名前|徳見 勇郎(トクミ イサオ)
生年月日|1962年8月21日
出身|大阪府
学歴|東亜美容専門学校
インドで美容室開業の経緯
徳見さんは大阪で30年以上トップスタイリストとして活躍されていて様々なコンテストや審査員を勤められていて順風満帆の美容師人生を歩まれていましたが、勤めていた会社にたまたまインドでの美容室の開業の話が舞い込み、その時に漠然とインドで美容学校を作りたいと思われたそうです。
徳見さんはそれまでの美容師人生の為に成長を続けていましたが「やりがい」を今ひとつ感じてなかったそうです。
その後すぐにインドに渡りインド開業の責任者となり動き回っていました。
しかしインドで開業する手続きなどをしてオープン間近に開業の話が無くなりました。
インドでは手続きや契約がなくなるなんて日常茶飯事らしくインドの責任者からも「この話はなかった事に」と言われそれっきり連絡が取れなくなってしまいました。
その後すぐに帰国できない状況でただインドに残る生活をせざる追えなくなった時に出張美容師としてインドで動きはじめますが日本食スーパーに告知のポスターを貼っただけの宣伝でした。
しかし中々仕事は入らずに10日も電話がならない大変な日々も過ごしましたがその時に仕事のありがたみを感じたそうです。
しかし出張美容師ではサロンでのクオリティーを出せずにインドでの開業を当時勤めていた会社に持ちかけますが断られ自身での開業を決意します。
当時のオーナーからしたら一度失敗しているので開業に慎重になりますがインドにいる徳見さんと距離があるのは仕方がないと思いますね。
しかし徳見さんはインドでの企業のきっかけは漠然と美容学校を作って日本の美容師の技術をインド人に伝えたかった事、インド在住の人達にカットをした時に想像以上に喜んでもらった事、自身の力を試したかった事の3つを上げられています。
徳見さんはこの時点で結婚もされていて自身の技術で家族が養える技術があるのか試したくそして「仕事のやりがい」を感じる場所で人生の賭けに出たそうです。
そして家族の理解が合ってインドで活動されています。
その後2014年にインドで初の日本人美容室を開業を果たしたのです。
インドの美容室事情がヤバイ!?
徳見さんがインドで開業に行き着くまでに大変な苦労があったようです。
それはあまり日本ではあり得ない事ばかりだったそうです。
インド人は約束の時間に来る事はない事や、頼んだ事も期日通りやってくれない事や店の営業許可書の申請などもたらい回しされ予定通りに事が進んだ事がなかったそうです。
しかしインドではよくある当たり前の事だったようです。
確かに日本人は真面目な気質ですがインド以外の国でもそう言う類の話は多いですね。
しかしそんな感じが日々日常にある事で徳見さん自体も文化の違いと言う事で次第に慣れて行ったのです。
ハプニングだらけのインドでの美容室の開業だったようで一番のハプニングは美容室の材料や機材を空港で没収された挙句に取り返すのにお金を騙し取られたり契約のドタキャンだったそうです。
様々なインドでの経験からやっとの思いで開業に至ったのです。
インドの美容室の料金
徳見さんのインドの美容室のカット料金は6500円です。
決してインドの相場で言ったらかなり高い料金設定になっています。
インドのカット料金は日本円で50円から100円くらい所もあり店舗を構えずに路上でカットをしたりします。
なんとヒゲも剃ったりもするそうです。
そしてそもそも女性が髪をきる文化もあまりなく伸ばしている女性も多いです。
徳見さんの美容室のお客様は9:1でインド在住の日本人のお客様が多いそうです。
1の中でもインド人のお客様は1割くらいしかいないそうです。
アシスタントとしてインド人の採用もされてますが接客などが文化の違いでどうしても日本人より雑に見えてしまうようです。
しかしインドで美容学校の設立を目指してますので少しづつ形にしているようです。
海外の文化に触れると考え方や価値観が変わりいろんな発見もあるそうです。
そんな発見の中でいろんな挑戦をされています。
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インド人女性の髪事情がヤバイ
インド人女性はあまり髪をカットする風習がなくロングで伸ばしている女性が多いです。
女性らしさがロングヘアーのあると思われています。
最近では都会のデリーなどでは短いヘアスタイルの女性が徐々に増えてはきていますが田舎の方ではロングヘアーが一般的です。
インド人女性の髪は世界的に見ても良質で高品質の人毛と言われています。
その髪はエクステや高級なウィッグに使用されています。
インド南部では寺院に自分の髪を神への供物にして捧げ感謝を伝える風習もあるそうで1日に50,000人も頭を剃る人々がいるそうです。
右後ろの女の子が泣いているようにも見えます…
その剃った髪の多くはカラーやブローカットをせずに伸ばした髪ですのでバージン毛でカットされた髪はとても重宝されて業者などに売られ換金されて年間で27億円資金を調達しその用途は新しい病院の建設や学校に使われています。
しかし自身の意識と関係なく貧しく若い女性の髪を安く買い上げる毛髪商人がいるそうです。
彼らはインドの男性達に750円ほどで妻の髪を売るように話を持ちかけ自分の妻の髪を剃る事を強制したりギャングに襲わせたりして乱暴に髪を剃られる被害が起きています。
バスや公共の混雑した場所でも女性が気がつかないうちに髪を切って盗んでします髪泥棒などやおもちゃと引き換えに騙されて頭を刈られるスラムの子供達もいるそうです。
人毛は業界では「黒い金」と呼ばれ毛髪商人や髪の収集人は競い合って集めているそうです。
インドの毛髪は代表的な輸出品のひとつでありイギリスやアメリカに輸出されています。
日本でもオーダーのウィッグやエクステなどにもインド人毛は多く使われています。
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まとめ
インド初の日本人美容室を開業された徳見 勇郎さんは50歳から自身の美容師としてのやりがいを感じ日々奮闘している美容師です。
インドの特殊な文化に最初は戸惑いましたが現在は理解し問題が起きてもビールを飲みながら考えるまでになったそうです。
インドではまだ美容師・美容室の意識は低いですが日本の美容師としての技術を広げる為に美容学校の設立を目指しています。
インド人の女性はまだ都市部でしか髪を短くカットする事は流行っていませんがインドに暮らす日本人や外国人のヘアメイクをされています。
インド人の人毛は世界的に需要があり輸出などをされ世界中に届けられてますがその背景に暗い影もあります。
需要があるので供給もあり貧困層の間では安い値段で取引もされているのが現状です。
インド初の日本人美容師として様々な課題がある徳見 勇郎さんですが今後の活躍に期待したいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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