人生の楽園で岐阜県美濃加茂市山之上町で、梨農園を営む福田好郎さん、千恵子さん夫婦が出演されます。
福田好郎さんは、大手電機メーカーを定年退職後、お父さんの始めた梨園をお兄さんの急逝により梨農園を引き継いで梨作りをされています。
栽培されている梨は8品種で「多摩、幸水、豊水、新高、二十世紀、新興、愛宕、晩三吉」。
そして、20年間放置された休耕田ではマコモタケの栽培もされているそうです。
梨はわかりますが、マコモダケとは聞きなれないですね。
そして、福田好朗さんが営んでいる梨農園の場所や梨の購入なども一緒に調べてみました!
では、さっそく♪
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梨農園・福田好郎さんの栽培されている梨
梨の歴史は古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうです!
日本書紀にも栽培の記述が残っていて、江戸時代には品種も増え、現在のような甘みがあり、果肉のやわらかい梨になったのは、明治以降に発見された梨や、品種改良されて今の梨の品種になっていました。
福田さんが栽培されている梨は8品種で「多摩、幸水、豊水、新高、二十世紀、新興、愛宕、晩三吉」とあり、食べたことある品種や聞きなれない品種もありますね。
番組を見ていると梨が食べたくなりますので購入できるように、一緒に紹介します。
福田さんの栽培される「福田梨農園」の直産の販売所は見当たらなかたので、同じ品種の梨を紹介します。
多摩
梨を栽培する際に袋掛けするかしないかなどの栽培の方法によって梨の皮の色は黄緑色から黄褐色まで差が出るようです。
甘みが強く、果肉は歯触りが良くジューシーで多汁。
酸味が少ないのも特徴です。
「祇園×豊水」から生まれた品種になるそうです。
幸水
梨の大きさは約50~300gくらいで、皮の色は時期や栽培状況によって変わり褐色または黄緑がかった褐色になります。
味は、甘さの中に程よい酸味があり、ジューシーで果汁も豊富。
味は人気で質がよく、長年にわたってとても人気な梨になっています。
豊水
豊水は糖度が12度以上もある甘い梨です。
豊水は名前の通り「豊かな水」とあり、みずみずしくジューシーな梨です。
ただ甘いでけではなく、若干の酸味があり味覚も好まれています。
果肉はやや柔らかめで、サイズも若干大きめで約300g前後の中玉です。
新高
新高(にいたか)は平均サイズ450~500gと大きいのが特徴です。
大きく育ったものは1kgほどになることもあります。
甘味があって酸味は少なめで、肉質はやわらかめで多汁でジューシー。
歴史は古く昭和2年に命名された品種になっています。
二十世紀
二十世紀は青梨の代表的な梨です。
梨の中ではもっともみずみずしく多汁でジューシーですが、糖度は高くなく、上品な甘さを備えた味わいです。
鳥取県が一大産地になっています。
新興
新興(しんこう)のサイズは400~600gくらいになる大玉です。
生産量はあまり多くなく、新潟県など涼しい地域では長く貯蔵され年明けなどに店頭に並ぶこともあります。
梨の果肉は柔らかめで、比較的緻密。
果汁が豊富で、甘みもあり酸味と調和がとれた梨になっています。
愛宕
愛宕(あたご)は平均サイズが1kgになる大きな梨です。
果肉は比較的柔らかめで、甘みと酸味の調和のとれたジューシーな食感が味わえます。
シーズンが他の梨と比べて遅く、11月下旬頃から店頭に並ぶ晩生種の梨になっています。
晩三吉
晩三吉(おくさんきち)は明治時代には、すでに食べられていた歴史の古い梨になります。
明治時代から優良品種と言われていて人気があったそうです。
梨のサイズは400~500gほどですが、大きサイズになると700g~1kgになる大玉です。
ほどよい甘味と酸味があり、やわらかくて多汁でジューシー。
みずみずしくてさわやかな風味が楽しめます。
晩年種で店頭などで見かけるのは10月下旬頃からと遅く、貯蔵性が高いため翌年春まで出回ります。
福田さんが栽培されているマコモタケとは?
福田さんは、20年間放置された休耕田で、シルバー人材センターの勧めでマコモタケの栽培をされています。
マコモダケと聞いてもなんなんだろうって思いました。
調べてみたところ、マコモダケはマコモの根元に出来る肥大した茎の部分のことをいうよです。
マコモはイネ科のマコモ属の多年草で別名を「ハナガツミ」とも呼ばれています。
全国の河川や湖沼の水辺に群生しているそうです。
シャキシャキした独特の食感でネラルや食物繊維が豊富な野菜です。
低カロリーで栄養成分が高いため、健康食品として最近注目されています。
中華料理や台湾料理の食材に使われることが多いく、クセもなくあく抜きする必要もないのでお調理が簡単です。
マコモダケの味は、ほんのり甘くトウモロコシに似た香りがすると言われていて、根元にいくほど甘くなります。
ヤングコーンやタケノコ、アスパラに似た食感で、加熱の具合によって、食感がシャキシャキからホクホクに変わります。
料理のアレンジでは、素焼き、和え物、天ぷら、炒めもの、きんぴらなどアレンジ食材としておすすめ料理があります。
油との相性がよく炒めたり、天ぷらがおすすめでした。
スーパーなどでは、なかなか見かけませんが、JAの直売所やインターネットで購入できます。
福田好朗さんの営む「福田梨農園」の場所はどこ?
福田さんは、岐阜県美濃加茂市山之上町で「福田梨農園」として梨の栽培などをされています。
自分で好みのお目当てを探してもいで食べられる梨狩りなども楽しめるようです。
梨の収穫時期は品種によって変わりますが8月から9月にピークを迎え10月頃までが収穫時期になっています。
遅い品種などもあるので、11月頃まで梨狩りが楽しめる品種もあります。
「福田梨農園」
住所:〒505-0003 岐阜県美濃加茂市山之上町1851
TEL:0574-25-3041
番組で紹介された福田好朗さん
舞台は、岐阜県の南部に位置する美濃加茂市。
古くから果樹栽培が盛んなこの地で、定年退職後、父が始めた梨農園を継いだ福田好朗さん(70歳)と千恵子さん(69歳)が主人公です。
梨農家の末っ子として生まれた好朗さん。高校卒業後は紡績会社に就職、その後、大手電機メーカーに転職します。
23歳の時に千恵子さんと結婚し、2人の子どもが生まれました。
時は高度経済成長期。
好朗さんはがむしゃらに働き続け、気が付けば定年退職を迎えていました。
定年後、最初のうちは好きなことを楽しんでいた好朗さんでしたが、次第にすることが無くなり、やがて「自分の人生は何なのか、これで終わりか」と虚ろな気持ちになっていきました。
そんなある日、実家の梨畑を継いだ兄が体調を崩してしまい、急遽、梨栽培を手伝うことに。
その後兄が亡くなり、好朗さんは決心します。
「父と兄が育てた大切な梨の木を絶やしてはいけない、守って行こう」と。
こうして新たな目標が出来た好朗さん。62歳で千恵子さんとともに本格的に梨栽培を始めました。
福田家の梨畑では幸水、豊水をはじめ8品種を育てています。梨作りを始めて8年。
「“稲は足音を聞いて育つ”という話を聞いたが、ようやくその意味がわかるようになった」と話す好朗さん。
家族から継いだ大切な梨畑を守るため、毎日、畑に足を運び続けます。千恵子さんも「自分たちがやるしかない」と傍らで手伝ってくれています。
父が始めた梨畑を守り、次世代に残したいと頑張る好朗さんと千恵子さん。
お二人の奮闘ぶりと、応援してくれている地域の皆さんとの交流の様子を紹介します。
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/rakuen/
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最後に
人生の楽園で紹介される、福田好朗さん千恵子さん夫妻は、定年退職後に梨農園を継いで梨やマコモダケを栽培されています。
福田さんが栽培されている梨は8品種の梨で「多摩、幸水、豊水、新高、二十世紀、新興、愛宕、晩三吉」と「マコモダケ」です。
番組で紹介されると梨が食べたくなりますね。
マコモダケという聞きなれない野菜も作れていました。
マコモダケは、シャキシャキした独特の食感でネラルや食物繊維が豊富な野菜で、最近人気が出ているそうです。
ぜひ味わってみたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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