10月15日放送の「世界!ニッポン行きたい人応援団」に日本の書道を愛しているエステバン・マルティネスさんが出演されます。
エステバンさんは、書道を愛していますが、実際に習ったことはなく、独学で習得されています。
もちろん日本にも来日されたことはなく今回の番組の企画が初めての来日なんだとか?
日本人でも書道は、学生時代に少し習ったことがある程度の方も多く、字にコンプレックスを持っている人も多いと思います。
しかし、エステバンさんはアメリカ人でありながら書道の腕はかなりのもの!
一体どうやって書道を習得されてなのかも気になりますね。
気になったので調べてみました。
では、さっそく♪
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アメリカ人のエステバンの書道を始めたきっかっけは?
エステバンさんはカリブ海に浮かぶプエルトリコで生まれ育ち、13歳で合気道を始め、シカゴで行われた、合気道国際サマースクールで日本人師範からもらった書に感動して書道を始めます。
エステバンさんはシカゴから自宅に帰るまでの間に、日本の書道用品と漢字の本を購入し書道を始めています。
エステバンさんは、すぐに書道の練習を始め、最初は独学で本などを見て勉強されています。
その後、日本の書道インストラクターから書道の基礎と基礎を学び、構成、バランス、書き順などを学び、企業のオフィスや会社のロゴなどの依頼もあるほどの腕前になったそうです。
最近では、書道の基礎を学ぶ、ブログ記事やyoutubeを発信して書道を教えています。
書道を独学で勉強し約20年毎日習字を続けているそうです。
エステバンさんはイタリアンのコックもされていて、今は大学で調理を教えているそうです。
私生活では、結婚もされていて子供さんも2人いるそうです。
エステバンさんの書
エステバンさんはブログやyoutubeで書道を教えていました。
書き順や、書き方など外国人向けにレッスンをされているようです。
書道の腕前も、かなりのものでした!
エステバンさんは、日本の文字を美しくする文化に感動されているそうです。
日本人でも習字や書道が苦手な人も多いですが、アメリカ人でこんなに上手いとは本当にすごいですね。
番組でエステバンさんが気に入った文字は日本の看板や定食屋のメニューの文字も気に入ったそうです。
いきなりステーキの看板の文字は書道のお手本にもされていたそうです。
普段暮らしていると、日本人には当たり前のことですが、外国人にとっては芸術や感動をしてしますのですね。
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エステバンさんの来日
エステバンさんは番組の企画で、一週間日本に滞在していました。
最初に日本の番組スタッフからメールが来た時にはスパムメールだと思い1度無視してしまったそうです。
しかしその後もメールが届き番組について調べて番組の取材を受けることになったそうです。
番組は何人かの日本に興味がある外国人にスポットを当てて後日、日本に行けることを伝えに行き驚かせますね。
エステバンさんは当時のことをブログで綴っていました。
私は、ショックを受け、全く信じられませんでした。恐ろしい冗談か恐ろしい夢のように、全体がちょうど非現実的であるように見えました。彼らが私を日本に1週間連れて行き、すべての費用がカバーされ、私に夢の経験を与えていると言っていました。私は信じられませんでした。私はまだそれを信じることができません。
エステバンさんは書道で使う為の道具「文房四宝」の中でも最高級の山梨県の硯「雨畑硯」(あめはたすずり)を作る職人さんに会いたいという夢を叶える為に来日されています。
「文房四宝」とは、良い書を書くための道具で「筆」「墨」「硯」「紙」を指しています。
この四つの文房具の中でも、特に硯が重んじられていて、その中でも山梨県の硯「雨畑硯」最高級と言われているそうです。
「雨畑硯」は高いものにナルト50万円以上するものがあり、エステバンさんが頂いたものは10万くらいするもの何だたとか!
その他にも、成田空港に掲げられた書道家・武田双雲さんの「迎」の書や、江戸幕府15代将軍・徳川慶喜が直筆した日本橋(東京)のたもとの銘板「日本橋」など、著名な書を巡って感動されていました。
特に感動されたのが、エステバンさんが一番影響を受けたという書道の達人・山岡鉄舟書いたとされる、あんぱんで有名な「銀座木村家」の看板でした。
とても熱心なエステバンさんに、心打たれた銀座木村家・上野さんからレプリカ(本人の印章あり)を間近で見せてもらって感動されていました。
番組の後半では硯や筆なども紹介されています。
アメリカ人でこんなに、書道を愛していて字が上手い人がいるとは驚きですね!
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番組で紹介された雨畑硯(あまはたすずり)
引用:https://blogs.yahoo.co.jp/
雨畑硯(あまはたすずり)は山梨県南巨摩郡で製造されている硯です。
雨畑硯の起源は2つありました。
永仁5年(1297年)に日蓮の弟子である日朗が七面山を開く際早川支流の雨畑川で蒼黒色の石を発見し、この石で良質の硯が作れると伝えたのが始まりとされている説
元禄3年(1690年)に雨宮孫右衛門が身延山へ参拝した際に早川で黒色の石を発見し、これを硯にして天明4年(1784年)に将軍徳川家治公へ献上したという説
とにかく歴史は古く700年以上のあるとありました!
明治時代には「雨畑硯製造販売組合」が結成され、90余名の組合員がいてとても活気あり景気がよかったそうです。
しかし、時代と共に硯の文化が衰退して、現在は雨畑地区で製造されている工房は「硯匠庵」1軒のみとなっており、職人も1人のみと後継者不足に悩まされているともありました。
富士川町でも同じ岩石・製法で雨畑硯が作られていて、こちらでは、加工業組合も結成されていて数件の工房と数人の職人がいるそうです。
硯作りの体験などもできるようで書道の愛好家などには人気なスポットにもなっています。
オリジナルの硯を作りに行っても良いですね。
雨畑硯の里 硯匠庵
〒409-2734 山梨県早川町雨畑709-1
TEL:0556-45-2210、FAX:0556-45-2210(呼)
火曜日・水曜日を除く毎日 要予約
申し込み方法:体験希望者は電話にてお申込み下さい
体験料
硯制作:4,000円~
文鎮 ストラップ制作 500円
硯の大きさにより金額が変わります。
<4000円の硯制作体験の硯の大きさは縦9㎝×横7㎝前後の大きさとなります。>*制作した硯はお持ち帰りしていただきます。
*ほこりが出ますので作業できる服装、タオルを用意してお出かけください。
*体験を取り消し・変更する場合は一週間前までにご連絡ください。
*詳しいお問い合わせはTEL0556-45-2210硯匠庵までお願いします。
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最後に
日本文化の書道の美しさに魅了され独学で書道学んでいたエステバンさんでした。
約20年以上も毎日、習字を続けていて、習字の腕もアメリカ人にも関わらずこんなに字が上手い人がいるのは驚きでしたね。
エステバンさんは、日本には番組を通して初めて来日され、番組ではたくさんの感動されていました。
書道で使う為の道具「文房四宝」の中でも、最高級の山梨県の硯「雨畑硯」(あめはたすずり)を作る職人さんにもお会いできて日本を満喫されていた感じでした。
そして「雨畑硯」の歴史は古く約700年の歴史があり、硯作りの体験などもありオリジナルの硯を作ることもできるようです。
エステバンさんの様に書道に興味がある人など体験されても良いですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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