奇跡体験!アンビリバボーで、クロアチアに住む孤独な老人とコウノトリの不思議な生活が取り上げられます。
クロアチアに住む老人、スティエパン・ヴォキッチさんは25年前に、誤って銃で打たれたコウノトリを保護し、怪我で群には戻れないコウノトリを保護されています。
その後、最愛の奥さん(妻・嫁)が病死し、子供達も独立し、飛べなくなったコウノトリと一緒に暮らしています。
その生活が、奇跡を呼びクロアチアでも話題になっていました。
そんな、クロアチアでコウノトリと暮らす、孤独な老人のスティエパンについてあれこれ調べてみました。
では、さっそく♪
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コンテンツ
スティエパンさんとコウノトリ(マレーナ)との出会い
引用:https://www.24sata.hr/news/
スティエパンさんはクロアチアの東部のブロドスキー・パロッシュ村という所に住んでいます。
当時は、地元の学校で管理人を務めていて、妻と3人の息子さんと一緒に暮らしていました。
1993年に池の近くでハンターに誤って羽を打たれてしまって倒れていた、1羽のコウノトリのメスを見つけました。
銃で打たれていて、怪我の程度みると、群には戻ることは出来ないと判断し、コウノトリを保護することを決意されました。
スティエパンさんは、コウノトリにマレーナと名前を付け、マレーナの為に屋上に巣を作り、餌付けし一緒に暮らすことになりました。
クロアチアのコウノトリたちは、毎年夏が終わる頃に越冬の為に、南のアフリカに旅立ちますが、コウノトリのマレーナは飛ぶことが出来なくなってしまった為、クロアチアでスティエパンさんと一緒に冬を越します。
マレーナはスティエパンさんにすっかり懐き、飛ぶことは出来ないけれど、平和に暮らしていました。
そんな生活を9年続けていたある日、素敵な出来事がありました。
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コウノトリマレーナに運命の出会い
引用:https://vijesti.rtl.hr/novosti/
2002年3月に、いつもの様に、屋上の巣でくつろいでいたコウノトリのマレーナの元に、1羽の野生のオスのコウノトリがやってきました。
まさに、運命の出会いでした。
2羽は、カップルになり2ヶ月後にはヒナが生まれました。
オスのコウノトリにはクレペタンと名付けられました。
しかし、夏が終わる頃には、コウノトリは南アフリカに旅立ちますので、野生のクレペタンも当然ですが、越冬の為に旅立ちます。
生まれてきた子供達も、飛び立ちますので、飛ぶことが出来ないマレーナは、クロアチアに残ることになります。
コウノトリは一夫一妻で生涯相手を変えることが無く、生涯を共にするそうです。
コウノトリについて気になったので調べて見た所、コウノトリは非常に繊細な鳥で繁殖期になっても少しでも気に入らないと、繁殖行動をしないそうです。
むしろ、気に入らなければ攻撃をして、追い払ってしまうこともあるそうです。
しかし、一度カップルになると生涯を共にするのです。
しかし、マレーナは飛ぶことが出来ないので、冬の間はマレーナとクレペタンは遠距離恋愛になりますね。
クレペタンは、ひなたちに飛び方を教えた後、ブロドスキー・バロシュ村を毎年8月の終わりに旅立ち、翌年の3月の中旬すぎにマレーナの元に必ず戻ってくるそうです。
2羽の生活は15年以上も続いています。
今まで2羽は、60羽以上のヒナをかえしてきたそうです。
仲睦まじいマレーナとクレペタンの遠距離恋愛が、クロアチアで話題になっているそうです!
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マレーナとクレペタンがクロアチアで話題に!
引用:http://blog.fujitv.co.jp/goody/
毎年必ずクレペタンはマレーナの元に戻ってきて、その仲睦まじい姿にクロアチアの人々の関心が集まり、話題になっているそうです。
毎年、クレペタンとマレーナの姿がテレビでニュースなどに取り上げられるほどになっているそうです。
そして、特にクレペタンがマレーナの元に戻ってくる際には、クロアチア中が注目し、一大イベントとなる様です。
その、様子は、生中継され、マレーナの屋上の巣の前には、カメラが設置され、24時間生中継される程なんだとか!
しかも、クロアチアの有名飲料水が、クレペタンとマレーナを起用しキャンペーンなどもされていました。
キャンペーンの内容は、大切な人へ向けてのラブレターやメッセージを応募し、審査員の心を打ったものが選ばれ、クレペタンの羽から作られた羽ペンで、スタッフが手書きで手紙にし、完成した手紙を大切な人の元に送るといった内容になっていました。
とっても素敵な、キャンペーンですね。
クロアチアの人々に愛されているマレーナとクレペタンですが、マレーナとスティエパンさんの関係も気になりますね。
コウノトリのマレーナとスティエパンさんの現在は?
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