今回は、医師の友野明美先生について調べてみました。
友田明美先生は子供のADHDや自閉症、そして親などによる虐待で心の傷を抱えた子供の心を診る小児神経科医として活躍されています。
友田明美先生は、虐待から子供が脳に与える影響を世界で初めて実証されて、研究の分野でもハーバード大学と共同の研究をされ、多くの論文がありその分野でも最先端を行く小児神経科医です。
友田明美先生は講演や、特にテレビ(クローズアップ現代やプロフェッショナル仕事の流儀、世界一受けたい授業など)での出演などで児童虐待について子供に与える影響などを伝え注目されていています。
友田明美先生の著書で「子どもの脳を傷つける親たち」では、マルトリートメントが子供の脳を物理的に傷つけることから、学習欲の低下や非行、うつや統合失調症などを引き起こすと言われており、大変興味深い内容になっています。
現在では、幼児虐待などよくニュースで聞くことが非常に多く、たくさんの子供が傷ついています。
虐待などの児童相談所へ相談件数では、今現在増加しており過去最多とも言われています。
そんな、虐待に悩む親や、子供の為に、研究を進める友野明美先生について、経歴やマルトリートメント事例や診断を実際に受けれるかなどについて調べてみました。
では、さっそく!
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友野明美先生のプロフィール経歴
引用:http://tomoda.me/staff/tomoda.html
名前:友田明美(ともだあけみ)
生年月日:1961年生まれ
出身:熊本県
主な経歴
1987年 熊本大学医学部卒業
1998年 博士(医学)(熊本大学)
2006年 熊本大学准教授
2011年 福井大学教授
2012年 自然科学研究機構生理学研究所客員教授
2009年〜2011年、および2017年より日米科学技術協力事業「脳研究」分野グループ共同研究 日本側代表者を務めています。
友田明美先生が小児神経科医を志した理由は?
友田明美先生が医師を志したのは、人間に対する興味から人間を対象とする「医学」を学びたいと思われたそうです。
研究テーマである「児童虐待と脳の発達」をテーマに選んだのは友田先生が研修医時代までさかのぼります。
研修医の時に、鹿児島のある病院で脳内出血の子どもが救急外来に運ばれてきました。
その子供は、全身にタ◯コによる火傷のあとがある子供でした。
救命措置を施し、集中治療室で友野先生は、3日間寝ずに看病しましたが、その子供は助かりませんでした。
その時に友田先生は、「無償の愛を注ぐべきはずの親が、子どもに対してなぜこんなにもひどい仕打ちをするのか。私はこの問題を何とかしたい」と思い研究を始めそうです。
病気や不慮の事故などで子供が亡くなってしまうのは、本当に仕方がないですが、親の虐待によって子供が亡くなってしまうなんて心が痛いですね。
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友野明美先生は子供の心を診る小児神経科医
友田明美先生は、現在は福井大学医学部附属病院の子どものこころの発達研究センターで活躍されています。
福井大学医学部附属病院には「子どものこころ診療部」があり、子供の「こころの発達」やその問題の診断・治療・支援を専門とする全国でも数少ない診療部門です。
様々な問題を抱える子供たちとその家族の為に、最新・最適の医療を提供さており、支援されています。
友田先生と対話を通じ、心の重荷をおろしていきます。
友田先生は子供と親に向き合い・励ましています。
著書の「子どもの脳を傷つける親たち」ではマルトリートメントが子供の脳を物理的に傷つけると、友野先生は言われています。
友田明美先生の診断は受けれる?
引用:http://www.hosp.u-fukui.ac.jp/department/heart/index.html
上記でも書きましたが、友田先生は現在は福井大学医学部附属病院の「子どものこころの発達研究センター」で日々、子供たちのや悩む親たちの為に研究されています。
「子どものこころ診療部」では受診はもちろんできますが、完全予約制となっており、原則子供と同伴で診察を受けることができます。
そして、受診するためには医療機関からの紹介状が必要です。
対象となる年齢は原則0〜18歳未満(具体的には高校3年生の夏休み前まで)の子供の初診の対象となっています。
福井県になりますが、県外からの受診もできますが、定期的な通院治療を必要とする場合が多く、症状によっては月に1回程度の通院が出来る範囲が望ましいとありました。
〒910-1193
福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
TEL:0776-61-3111
友田明美先生が言われるマルトリートメントとは?
友田先生が言われているマルトリートメントとは、不適切な養育と言う意味です。
「マル=悪い」「トリートメント=扱い」という意味で、合わせて「不適切な養育」。
子供に対する、心ない言葉や暴力・育児放棄や子供を傷つける行為をマルトリートメントと言われています。
そして、マルトリートメント(不適切な養育)によって、友田先生は研究されていて、子供の脳は極度のストレスを感じると、そのストレスから逃れようと自ら脳が変形することがわかったそうです。
マルトリートメントは、虐待などだけではなく、無意識のうちに親が子供にやってしまうこともあります。
そして、夫婦喧嘩など直接子供を叱っている訳ではないですが、夫婦喧嘩を頻繁にみて育った子供は、脳が「喧嘩の景色を見たくない」と視覚の一部である「舌状回」と言う場所が、正常な大きさより6%も縮小します。
その結果、子供の言葉や理解力などが低下してしまうことがわかっています。
友田先生は「幼少期のちょっとした親からの不適切な関わりや体験が、下手をすれば一生を左右してしまいます」と言われています。
そんなマルトリートメントで親が、子供にしてしまう事例がありました。
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友田明美先生が言われるマルトリートメントの事例
日常で良くあるマルトリートメントのトップ5
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